業務内容
地盤・地質調査
建物、トンネル、道路などを建設する前には、地盤の強度・種類、地下水位などを調査する必要があります。ボーリング調査では、オペレーターが調査用ボーリングマシンを使って掘削し、土のサンプルを採取します。安全・短時間・効率的に作業を進めるためには、地質に関する知識と技術が不可欠。地盤調査の結果から、地盤に合わせた建物の基礎を判断したり、結果によっては地盤改良の工事をおこなうこともあります。
井戸・温泉工事
地盤に電気を通して水脈を探し、一般家庭や工場・発電所・運送会社・農場・畜産現場などさまざまな用途で使われる井戸や、温泉を掘ります。掘削した井戸・温泉から水・湯を組み上げて試験を行い、能力を測定します。さく井(さくせい)機械などを使って行う専門性の高い作業のため、一定規模以上のさく井には建設業許可が必要。ハチチカには国家資格「一級さく井技能士」が在籍し、一般的に地下100〜200mまで掘削します。
水抜き工事(ウェルポイント工法/スーパーウェルポイント工法など)
ウェルポイント工法は地下水を排水する方法の1つで、軟弱地盤の改良工法として広く普及しています。吸水管(ウェルポイント)を地盤に打ち込み、地下水を吸い取って輩出します。一方、スーパーウェルポイント工法では、地中に埋設した井戸の空気を抜いて真空状態を作ることで集水能力をアップ。強力な排水効果で、地下水を従来の工法ではできなかった水位まで下げることができます。軟弱地盤の改良、地すべり対策、液状化の防止、地熱の利用、地下水資源開発、水資源確保などに有効です。 スーパーウェルポイント活用例)青撫トンネル(十和田市)など
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